女性紀行文を読んで、読書で世界全部の国を回りたい

私は幼い頃から本を読むのが大好きでした。
高校生では日本の純文学にどハマりし、ありとあらゆる、所謂文豪と言われる作家の本を読み漁りました。
大学に入ってから、ある一冊の本との出会いが、私の読書の分野を広げることになりました。それは、金子光晴の「ねむれ巴里」という作品でした。
それまで、詩人として光り輝く金子しか知らなかったので、明治期にパリへ渡った日本人としての金子はすごく滑稽で、人間味溢れ、同じ人とは思えませんでした。
それがきっかけで、世界中の旅行記を読み始めました。
ある本では、昭和初期、言語も全くわからないまま単身乗り込んだマレーシアのボルネオ島で、首狩り族と寝食を共にした医師がいました。
またある本では、日本名を捨てて、チベット仏教の僧侶として、第二次世界大戦が終わるまでの10年間をチベットやインドですごした知識人がいました。
古今東西の日本人が当時の社会情勢に彩られた価値観をもって、海外へと旅立ってゆく姿、その素直な伝聞の記録は、読んでいて人を飽きさせません。時に笑いを、時に一歩踏み出す勇気を与えてくれるのです。
私は、世界中の紀行文を読むことを目標に、この夏から「読書で世界一周」をテーマに掲げて本を読んでいます。
既に10ヶ国を扱った紀行文を読了しました。これからもっといろんな国の紀行文を読み、本の翼で世界を広げて行きたいと思います。